世界の見え方を変える「他者意識」と論理力

2026年5月13日

コラムをお読みいただきありがとうございます。

未来創造ろんり教室の山本です。

新年度が始まり、お子様を取り巻く環境も大きく変化する時期となりました。

クラス替え、新しい先生、新しい友達。

そんな環境の中で、子どもたちは日々、多くの「他者」と関わりながら成長しています。

今回は、当教室の塾長であり、論理国語の第一人者である 出口汪先生の言葉をご紹介しながら、

「論理力」の大切さをお伝えしたいと思います。

人は皆、自分の視点で物事を見ています。

だからこそ、自分では「伝えたつもり」でも、相手にはうまく伝わっていないことがあります。

現代文を読む時に必要なのは、自分の感覚で読むのではなく、

「書き手が何を伝えたいのか」を筋道立てて客観的に追う力です。

その時、自分の主観を少し離れ、「相手の視点」で考える力が育っていきます。

この力を「他者意識」と呼んでいます。

相手を“自分とは違う存在”として理解しようとすること。

それこそが、論理的思考の根幹なのです。

論理力は、単に入試で点数を取るためだけの力ではありません。

大人になってからも、

  • 相手に分かりやすく伝える
  • 話を整理して考える
  • 学んだことを実際に活かす
  • 感情だけでなく、筋道を立てて判断する
  • 他者と協力して物事を進める

など、人生のあらゆる場面で土台となる力です。

■ 山本のひとこと

「何度言っても片付けをせず、返事だけはいいけれど行動が伴わない」

「学校での出来事を聞いても『別に』『普通』としか答えてくれない……」

お子様を育てる中で、こうしたコミュニケーションのすれ違いに頭を悩ませている保護者様も

多いのではないでしょうか。

実はこれ、お子様が「自分と相手(親や先生)は違う考えや視点を持つ“他者”である」という認識が

未熟であることから起きていると考えられます。

子どもたちがこれから生きていく社会は、「正解を覚える力」だけでは足りない時代になります。

AIが発達し、情報があふれる今だからこそ、

自分で考える力

相手を理解する力

自分の考えを伝える力

が、ますます重要になります。

そして、その土台にあるのが「論理力」です。

論理を学ぶことは、単なる学力向上ではありません。

相手の話を理解し、自分の考えを整理し、他者と協力しながら未来を切り拓いていくための「生きる力」を育むことだと、私は考えています。

当教室では、学習面での成果はもちろん、

お子様が将来どんな環境でも、自分なりの判断軸を持ち、

自分の言葉で考えを伝えられるよう、体系的にスモールステップで

論理力を育んでまいります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

未来創造ろんり教室

教務部長 山本