「はんたいのことば」 ~誕生秘話~

2024年9月29日

 今回もコラムを読んでいただきありがとうございます!

 今回のコラムは、「はんたいのことば」が誕生した奇跡のお話をしたいと思います。どうして「はんたいのことば」が誕生したのか。興味のある方は、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

 このコラムを読んでいる皆さまは、普段から「はんたいのことば」を用いて生活しています。なぜそう言い切れるのか。例えば、買い物をする時は「安い」と「高い」を使用していますし、テレビや動画を見る時は、「面白い」と「つまらない」を使っていますよね。また、食事中には、「おいしい」と「まずい」を頭の中で使用しているはずです。このように、皆さまの生活は、「はんたいのことば」によって成り立っていると言えるでしょう。

 では、そもそもなぜこの世に「はんたいのことば」が生まれたのか。みなさん考えたことはありますか。その答えは、きっと太古の時代にあるのではないでしょうか。みなさん突然ですけど、「男」の反対は、「女」ですよね。そんなことは当たり前だと思われるかもしれません。しかし、もし「男」を意識する必要がなかったら、「女」という言葉が生まれなかったはずです。つまり、「人間」という言葉だけで十分だったはずですよね。ところが、大昔、“禁断の果実”を誰かが食べたために、「男」は「女」を意識し、「女」も「男」を意識するようになりました。まさにその瞬間に、「はんたいのことば」が誕生したということです。これは奇跡の出来事です。なぜなら、今まで「人間」という言葉だけで成立していた世界を、「男」と「女」という「はんたいのことば」で整理することができるようになったからです。言い換えると「はんたいのことば」のおかげで、世界を二つの立場から捉えることができるようになったわけです。

 このように、「はんたいのことば」を使うことで、一つの物事を二つの視点から複眼的思考することができるようになります。この論理的な考え方を、未来創造ろんり教室では幼児期から楽しく学習していきます。具体的には、「反対」・「対」・「対比」を論理教材と教具で楽しく学びます。当教室で学ぶと、お子様だけでなく、親御さんも頭の中が整理され、よりクリアな思考を獲得することができますよ。最後まで読んでいただきありがとうございました!