バレンタインデーとホワイトデー:愛と感謝の循環
2025年3月14日
いつもコラムをお読みいただき、誠にありがとうございます。
本日3月14日は、ホワイトデーです。一か月前のバレンタインデーにチョコレートなどをもらった人が、お返しをする日として定着しています。
ところで、このバレンタインデーとホワイトデー、実は深い繋がりがあることをご存知でしょうか。私を含めきっと多くの人たちは、義理チョコに対するお礼として、慣例的にクッキーをプレゼントしているかと思います。今回は、この二つのイベントの知られざる歴史と、そこに込められた想いについて紐解いていきたいと思います。
・バレンタインデーの起源
バレンタインデーの起源は、古代ローマ時代に遡ります。3世紀頃のローマ帝国では、兵士の結婚が制限されていました。なぜなら、兵士が家族を持つことで士気が低下することを、当時の皇帝クラウディウス2世が懸念していたからです。
しかし、キリスト教の司祭であった聖バレンタインは、愛し合う男女を憐れみ、密かに結婚式を執り行っていました。その行為が皇帝の知るところとなり、聖バレンタインは捕えられ、処刑されてしまいます。彼が処刑された日は、2月14日。この日が、後に恋人たちの愛を誓う日「バレンタインデー」として語り継がれるようになったのです。
・ホワイトデーの誕生
それに対して、ホワイトデーはなんと日本発祥のイベントです。その起源には諸説ありますが、一般的には、1970年代後半に福岡の菓子店が、バレンタインデーのお返しとしてマシュマロを販売したことが始まりと言われています。
その後、全国の菓子業界がこの動きに倣い、お返しをする日として「ホワイトデー」を広めていきました。なぜマシュマロだったのかというと、当時のマシュマロは白くてふわふわしており、「純粋な愛」を象徴するお菓子とされていたからです。また、白は「幸福を呼ぶ色」とも言われ、縁起の良い贈り物としても好まれました。
・バレンタインデーとホワイトデーの繋がり
このように、バレンタインデーとホワイトデーは、それぞれ異なる起源を持つイベントですが、「愛」と「感謝」という共通のテーマで深く結びついています。
バレンタインデーは、愛を伝える日。そして、ホワイトデーは、その愛に応え、感謝を伝える日。この二つのイベントは、まさに愛と感謝の循環と言えるでしょう。
・現代におけるバレンタインデーとホワイトデー
現代のバレンタインデーは、恋人同士だけでなく、友人や家族など、大切な人に感謝の気持ちを伝える日としても広く親しまれています。また、ホワイトデーも、チョコレートだけでなく、クッキーなどのお菓子やアクセサリー、食事など、様々な形でお返しをするのが一般的になっています。
昔と今で、形は変わったとしても、根底にある「愛」と「感謝」の気持ちは変わりません。バレンタインデーとホワイトデーは、私たちに改めて、大切な人への想いを伝えることの大切さを教えてくれます。普段はなかなか言葉にできない感謝の気持ちも、このような機会に伝えてみてはいかがでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございました。